パーティに行くの辞めた日の考え。
音楽が溢れている。
ネットサーフィンをしながらダークテクノを流し聴いている。
コンピューターを1つの楽器として扱い生まれた音楽が、コンピューター上に蔓延している様子。
心でなく脳に響いてくる。
目を閉じれば、自分だけの風景やストーリーが見えてくる感覚。
テクノとは一聴、都会的な印象がある。
しかし、車で夜の森を走っているとき、キャンドルを灯した部屋、静かな場所でほど耳に触れたい音楽でもある。
テクノとは、皆で聴く音楽なのか。
皆で踊る音楽なのか。
皆で感動する音楽なのか。
増えていくテクノ人口。
皆で空間を共有すべき音楽なのか。
そんな時があってもいい音楽なのか。
テクノとはなんなのか。
静寂や破滅、安心感と孤独。
急速に変化していく時代の中で、急速に変化をしていく掴めないジャンル。
木や水や火と同じ様に、自然物質として電子音は存在すると言い切ったテクノメーカーの友人。
生まれた時から電子音がある時代に生まれたのに、そんな考えは浅はかだと、遠い場所からテクノを聴いている。