talking Quiet

27歳。音・酒好き、猫好き。London在住。UKの音楽を中心にゆるく書きます。

UKスクワットパーティ

2015年9月最後の土曜日。

 

ダークサイケのスクワット(不法占拠)パーティーに行ってきた。

 

スクワットパーティって何?

と聞かれることが多いがうまく説明できない。

 

許可のおりてない場所に、勝手にサウンドシステムを持ち込みパーティする。

警察がきたら終了とはいつも言われる。

 

場所がその日の夜まで分からない。

 

私はPsydelic wayというクルーのスクワットに行くことが多いが、彼らのFACEBOOKページに載ってるアドレスにメールすれば、携帯の番号が送られてきて、そこに電話をかければポストコードがアナウンスされるシステム。

(UKのポストコードはピンポイントで場所を断定できる。)

 

フリーなことが多いが、ここ最近は£5くらいチャージするパーティも多いと友達が嘆いていた。

 

大概セントラルからは離れた郊外で行われる。

この日もTUBEで最終駅まで行き、そこから徒歩1時間。

農場、草原の中にある林の中。

 

まだ、サイケのパーティに行ってるの?

ってからかわれることがある。

 

気にしない。

UKのサイケトランスシーンは面白いと思う。

そしてスクワットパーティは面白い。

 

コミュニティがあり、皆友達みたいになる。

日本でいう小規模なレイブにきた感覚。

 

デコレーション。

この日のメインは、赤ちゃんの人形が無数に木に括り付けられていてカオス。

 

サウンド。

どうやって運んだんだっていう大きさのスピーカー多数。

爆音。とにかく爆音。

音にまみれて踊るしかない。

 

オーディエンス。

フレンドリー。踊ってれば誰かが話しかけてくる。

ビールやジョイント、水が勝手に回ってきたり、回したり。聞けば違う物が回ってきたり。

助け合い、シェアの精神が他のパーティに比べずば抜けている。

 

その名の通り、完全に脳内トランス状態で踊っている人が多く、幸せな空間。

 

なにより深い自然の中で新鮮な空気で踊れるっていうのは贅沢。自然はなにより美しいアートだ。

 

今回はキャンプファイヤーがあって夜暖かかった。

 

中には缶ビール、水、ガス風船(各£2)も売っている。

 

トイレはないから、ティッシュはマストハブで。