UKスクワットパーティ
2015年9月最後の土曜日。
ダークサイケのスクワット(不法占拠)パーティーに行ってきた。
スクワットパーティって何?
と聞かれることが多いがうまく説明できない。
許可のおりてない場所に、勝手にサウンドシステムを持ち込みパーティする。
警察がきたら終了とはいつも言われる。
場所がその日の夜まで分からない。
私はPsydelic wayというクルーのスクワットに行くことが多いが、彼らのFACEBOOKページに載ってるアドレスにメールすれば、携帯の番号が送られてきて、そこに電話をかければポストコードがアナウンスされるシステム。
(UKのポストコードはピンポイントで場所を断定できる。)
フリーなことが多いが、ここ最近は£5くらいチャージするパーティも多いと友達が嘆いていた。
大概セントラルからは離れた郊外で行われる。
この日もTUBEで最終駅まで行き、そこから徒歩1時間。
農場、草原の中にある林の中。
まだ、サイケのパーティに行ってるの?
ってからかわれることがある。
気にしない。
UKのサイケトランスシーンは面白いと思う。
そしてスクワットパーティは面白い。
コミュニティがあり、皆友達みたいになる。
日本でいう小規模なレイブにきた感覚。
デコレーション。
この日のメインは、赤ちゃんの人形が無数に木に括り付けられていてカオス。
サウンド。
どうやって運んだんだっていう大きさのスピーカー多数。
爆音。とにかく爆音。
音にまみれて踊るしかない。
オーディエンス。
フレンドリー。踊ってれば誰かが話しかけてくる。
ビールやジョイント、水が勝手に回ってきたり、回したり。聞けば違う物が回ってきたり。
助け合い、シェアの精神が他のパーティに比べずば抜けている。
その名の通り、完全に脳内トランス状態で踊っている人が多く、幸せな空間。
なにより深い自然の中で新鮮な空気で踊れるっていうのは贅沢。自然はなにより美しいアートだ。
今回はキャンプファイヤーがあって夜暖かかった。
中には缶ビール、水、ガス風船(各£2)も売っている。
トイレはないから、ティッシュはマストハブで。